空港で飛行機のチェックインや荷物を預ける際は、「ただパスポートや旅程表をを見せるだけ」「チケットをもらうだけ」と思っていたら、、、
座席のリクエストを聞かれたり、預け荷物の重量が超過したりと、空港でカウンターのスタッフと英語でやり取りができないと困る場面ってありますよね。
特に海外で間違った手続きがされてしまったら大変です。。
仕事や旅行で外国に行く際は、あらかじめチェックインに必要な基本的な会話を覚えておくようにしましょう。^^
空港でチェックイン時に使用する英語
まずは、空港でチェックインをするときの基本的な会話から押さえておきましょう。
空港でのチェックイン会話例(旅程の確認)
空港に着き、チェックインカウンターに着いたらまず、チェックインがしたいですとカウンターの人に伝えましょう。
搭乗者: I’d like to check-in for my flight.
飛行機のチェックインをしたいのですが。
チェックインは英語でもそのまま “check-in”です。
スタッフ: Where are you flying to today?
本日はどちらまで行かれますか?
搭乗者: To Tokyo.
東京です。
スタッフ: May I see your passport?
パスポートを見せて下さい。
搭乗者: Here you are.
どうぞ。
スタッフ: May I see your itinerary?
旅程表を見せてください。
搭乗者: Here you are.
どうぞ。
スタッフ: Is your final destination Tokyo?
最終目的地は東京ですか?
搭乗者: Yes. it is.
はい、そうです。
スタッフ: Is there any connecting flight from Tokyo?
東京からの乗り継ぎ便などはございますか?
搭乗者: No. I don’t have any connecting flights.
いいえ、ありません。
如何ですか、どれも簡単な受け答えですね。
チェックインの際に座席などのリクエストをする英語の言い方
飛行機の座席指定って意外としますよね?
ネット上で前もって座席予約する場合もありますが、ここではチェックインの時に座席をリクエストするための言い方を紹介します。
飛行機座席の種類と英語
座席の種類を英語で言えると、座席をリクエストしたり、変更したいときに便利なので覚えておきましょう。
- 窓側の席
Window seat - 通路側の席
Aisle seat
*Aisleは通路という意味で、“アイル”と発音します。 - 非常口席
Exit row seat
緊急時にお手伝いをすることを条件に座ることができる席です。「15歳以上」など、年齢制限があります。
非常口席の前は非常用のスペースが広いので、足を伸ばして座りたいという人にはオススメです。 - 前方が壁席になっている席
bulkhead seat - 前方席
Upfront seat

選べる席は窓側席や通路側席以外にも色々あるんですね。

仕事で時間がタイトな人は、前方(Up-front seat)の通路側(Aisle)がおすすめですね。
英語で飛行機の座席リクエストと変更の例
例1
スタッフ: Which would you like get a window seat or aisle seat?
窓側と通路側のどちらの席がよろしいですか?
搭乗者: I’d like to get an aisle, please?
通路側でお願いします。
スタッフ: Sure.
かしこまりました。
例2
スタッフ: Do you have any seat-preference?
お座席のリクエストはございますか?
搭乗者: Yes, I want to get a bulkhead, window seat, please.
はい、前方壁席の窓側をお願いします。
スタッフ: Sure.
かしこまりました。
英語で機内食をリクエストする
機内食のリクエストを聞かれることは、乗る航空会社によります。
最近では、無料で様々な種類の機内食を指定できる空港会社が多く、事前に調べておくのをおすすめします。
機機内食の種類と英語名
機内食は英語で “airline meal” または“in flight meal”といいます。
また、一般的な「Beef/Checken/Poak」以外にも下のような種類の中から選べる場合もあります。
- Vegetarian meal =ベジタリンミール 一般的な野菜食
- Vegan meal=ヴィーガンミール 厳格な野菜食で、乳製品はもちろんのこと、混載も入っていないことが多いです。
- Indian Vegetarian meal=インディアンベジタリアンミール
- Raw Vegetarian meal=ロウベジタリアンミール
- Child meal=2歳~11歳を対象としているのが一般的です。
- Baby meal=生後半年~2歳未満を対象としているのが一般的です。
他にも刺激のあるものが一切入っていない食事や、各宗教の決まりにのっとって作られた食事もあります。

機内食って色んな種類があるんですね。
機内食リクエストするときの英語フレーズ
最近では、機内食が料金に含まれていない場合も多いですよね。
その場合は予め追加料金を支払えば機内で提供してくれる場合もあるので、覚えておくととても便利です。^^
搭乗者: Could I have a Vegetarian meal during the flight?
フライト中ベジタリアンミールを頂けますか?
スタッフ: All right.
承知いたしました。
搭乗者 : Is there a meal for this flight?
この便に機内食はついていますか?
スタッフ: Yes, we provide an in-flight-meal for ○○-1234 flight.
はい、○○-1234便には、機内食がご用意されています。
If you want a meal on the flight, you can pay here and get an in-flight-meal during the flight.
空港のカウンターでマイレージの登録や確認するときの英語フレーズ
忘れちゃいけないのがマイレージの登録ですよね。
チェックインカウンターでは、マイレージの登録や確認ができます。
マイレージは英語で “mileage points”といいます。マイレージナンバーは “frequent flyer number”と言いますが、多くの数字がそろっているものがほとんどで、口頭で伝えるのは両側に負担がかかります。
そのためナンバーを提示することをおすすめします。
マイレージを登録してもらう時に使える英語フレーズ
- マイレージをつけてもらえますか?
Could you add on the mileage points?
- マイレージの登録をお願いできますか?(ナンバーの提示)
Could you register for this one?
- マイレージは今回のフライトでいくら追加されますか。
How many mileage will be added for this flight? - 今回分のマイレージはいつカードに加算されますか?
When did I get mileages point on my mileage card? - 今回のフライト分のマイレージが登録されるまでにどのぐらい時間がかかりますか?
How long does it take to get mileage points to my card?
手荷物を預けるときに必要な英語表現!
預ける荷物は英語でcheck-in baggage/check-in luggageと言います。
預ける際には取り扱いを注意するような壊れやすいものや貴重品などについてもスタッフに聞かれます。
下の会話例で、あらかじめ聞かれそうな単語・フレーズをチェックしておきましょう。
手荷物預けるとき必ず聞かれる英語フレーズ
- お預けの荷物はありますか?
Do you have Baggage to check-in?
Do you have check-in baggage? - お預け荷物の中に壊れやすいものは入ってないですか?
Is there any breakable Items in your check-in baggage?
Is there Fragile things in your luggage? - お預け荷物の中に貴重品は入っていませんか?
Is there any Valuable Items in your check-in luggage? - 預けるお鞄を測りに乗せてください。
Could you put the check-in baggage on the scale?
ワレモノや貴重品が受託手荷物に入っていた場合の英語フレーズ
- 壊れやすい物はワレモノ注意タグを付けてお預かりします。
We put a fragile tag(sticker) on your baggage and check in. - 万が一壊れた場合の責任は負えません。(免責)
We will not(won ’t)take responsibility for any damage.
I’m afraid that we do not take responsibility even if it gets broken.
「申し訳ございませんが」「恐縮ですが」などを表す「I’m afraid that」と先に一言言うと、スタッフ側としては、自然な感じになりますね。 - もしご心配なら、機内へのお持ち込みをおすすめします。
If you are worried about this, we recommend you to carry on to the airplane.

「carry on」は主に「継続する」「持続する」という意味を持ちますが、飛行機乗る場合や空港で使用される場合は、「carry on baggage=機内持ち込み荷物」として一般によく使われるので覚えておくととても便利ですよ。
重量が超過したときの英語フレーズ
もし重量が指定されている量よりもオーバーしてしまった場合は、
Your baggage is 5kg overweight.
5キロ重量が超えています。
と言われます。
追加料金を支払わなくても荷物を機内持ち込みに少し移動すれば問題ないことがあるので、
“Can I take some things out?”
荷物をいくつか取り出してもいいですか?
と聞いてみるのも良いしょう。
搭乗券をもらう時の英語説明
スタッフ: Here is your boarding pass.
こちらが搭乗券です。
※搭乗券=boarding pass
スタッフ: Your boarding gate is Gate 8, and boarding starts at 9:30.
Have a good trip.
搭乗口は8番です。搭乗時間は9時半からです。
よいフライトを。

このような説明も搭乗券を差しながら確認をしてくれるので、搭乗券を一緒に見ながら聞くとわかりやすいです。
空港でチェックインの際に使用する英語まとめ
空港でのチェックインの際に使用する英語について解説いたしました。チェックインの流れは日本でのチェックインとほとんど変わらないので、事前にいくつかの単語や例文を覚えておくと便利です。また機内食や預けて荷物の超過料金のように航空会社によって案内が異なることもよくあるので、事前に調べておくとスムーズに事が進むのでおすすめします。
それでは良い旅を。^^