TOEICを受験する目的は人それぞれかと思いますが、せっかくですから高いスコアをとりたいですよね!?
実際どのくらいのスコアを取れば英語を使った仕事に有利になる?進学、就職、企業内の昇進など役に立つの?と疑問に感じるかたが多くいらっしゃいます。
そこで今回はTOEICL&Rテストのスコア別対策や700点レベルを目指す勉強方法などをご紹介していきます。
スコア700レベルを目指す試験対策とは?
スコア700レベルに必要な単語数
スコア700から800レベルに必要な単語数は7,000語から8,000語以上と言われています。
TOEIC試験によく出る必須単語がありますので、過去問や模試に頻出する単語をピックアップして
自分用の単語帳作成がおすすめです。
スコア700レベルに必要な勉強時間
もともとの英語力によって個人差はありますが、初級者からスコア700レベルまで達するには、600時間から1000時間が必要と言われています。
つまり1日3時間勉強したとして200日から340日、6カ月~1年はかかる計算です。
やっぱり英語力UPは根気が必要ですね!
TOEICおすすめの参考書と選び方は?
基本は本番の試験と同じ形式の問題を数多く解く
初級者から700点レベルを目指す場合は800問~1200問、模試4回~6回分を攻略する必要があると言われています。
- まずは「最新」の公式問題集や模試を使って対策をする
2016年から新方式に変わりSNSやチャットのやり取りなど問題形式がより実用的になりました。新方式に沿った問題集を何度もわかるまで完璧に攻略がカギです。
参考書の活用方法や選び方のポイントは?
- 新形式に沿った最新の問題集を使う、古いテキストは使わない
- まずは公式問題集1冊を徹底的にやる。原則TOEIC対策以外の参考書は使わないようにする
- スコア700点以上を出している人が勧める参考書や問題集を使う
TOEICスコア700レベルを目指す!具体的な勉強方法とは?
初心者(400点前後)から700点を目指す勉強方法とは?
まずは600点レベルをめざして英語力の基礎(土台)をつくります。
公式問題集や模試を中心にインプットとアウトプット双方を鍛えます。
重要なのは精聴精読をメインに勉強していきます。
品詞と文型の基礎をマスターした後、公式問題集(模試)1冊を徹底的に解く
初級者の場合いきなり公式問題をといても全くわからずモチベーションが下がる可能性もあります。
最低限、品詞と文型はリスニング、リーディングでは不可欠ですので基礎を覚えてから
公式問題集にとりかかりましょう。
【品詞と5文型一覧】
名詞 | 人、物、事そのものを表す単語 |
代名詞 | 名詞のかわりになる単語 |
動詞 | 動作や状態を表す単語 |
形容詞 | 名詞を修飾(説明)する語 |
副詞 | 動詞、形容詞、副詞を修飾(説明)する語 |
前置詞 | 名詞の前におく単語 |
接続詞 | 単語と単語、文と文とをつなぐ単語 |
間投詞 | 感情を表す単語 |
S(何が、誰が) | 主語 | 名詞・代名詞 |
V(~する) | 動詞 | 動詞 |
O(何を、何に) (誰を、誰に) |
目的語 | 名詞・代名詞 |
C(どのように) | 補語 | 名詞・形容詞 |
M(補足情報として) | 修飾語 | 副詞・前置詞 接続詞・間投詞 |
第1文型 | S+V | I run.(私は走る) |
第2文型 | S+V+C | I am a student.(私は学生だ) She looks happy. (彼女は幸せに見える) |
第3文型 | S+V+O | I study English. (私は英語を勉強する) |
第4文型 | S+V+O+O | I ask him how to study English. (私は英語学習の仕方を尋ねた) |
第5文型 | S+V+O+C | English makes me happy. (英語は私を幸せにさせる) |
あやふやな単語を復習する
公式問題集を解き終わったら、勘で当たった回答や間違った回答の箇所を模範解答や自身で調べるなどしてわからないままにしないようにしましょう。
英語例文を作成して音読を繰り返し行う
公式問題集で間違った単語や構文をピックアップし、自身で単語帳と簡単な例文集を作成し音読し覚えましょう。
【例:単語帳と例文集】
※N/A・・・該当なし
英語 | 日本語 | 動詞 | 名詞 | 形容詞 | 副詞 | 置き換え | 例文 |
Compete | 競争する | Compete | Competition 競争 Competitor 競争相手 |
Competetive 競争的な |
N/A | Contest Race Contend |
I always compete with him at the office. 私はいつも オフィスで 彼と競争している |
最初は覚えられなくてよいので正確に発音しながら音読していきます。
自然にスラスラと言えるようになるまで暗唱し定着させていいきます。
- ディクテーション
公式問題集についているCD音源、リスニング教材、TOEIC Up Graderの音源などで
必ず正しいスクリプトが掲載されている音源を使ってください。
まずは一度通常の速度で聞いて文章を書き出していきます。
今度は聞き取れるところまで速度をさげて再度ディクテーションを行います。
どうしても聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認します。
聞き取れなかった単語や文章を自身の単語帳と例文集に載せて暗唱し覚えます。
初中級レベル(600点程度)から700点レベルを目指す勉強方法
600点前後から残り100点のスコアアップはより時間と労力がかかります。
精度を上げたインプットとアウトプット双方を鍛える必要があります。
重要なのは本番にむけて時間配分を考慮しながら実践的に模試などで問題を数こなすことです。
- 本番形式で時間配分と時間管理を徹底して問題をとく
600点までの勉強方法は継続しつつ、本番を設定した時間配分で問題が解けるかを必ず実践てください。
- リスニングニングセクションのディクテーションとあわせてオーバーラッピングとシャドーイングを行う。
オーバーラッピング・・・音声と同じタイミングで英文を読んでいくこと
シャドーイング・・・音声から少し遅れて追いかけるように英文を読んでいくこと
1回目はスクリプトを見ながら、2回目以降はスクリプトを読まずに英文を読んでいきます。
勉強方法に行き詰ったときの対策は?
毎日勉強していても、なかなか点数が上がらなかったり、リスニング問題が解けないと、とてもつらいですよね。。
でも大丈夫ですよ!
スコアって、毎日続けただけで意外とスコアが上がったりしますよ。まずは、気持ちを楽にして以下のことに挑戦してみましょう!^^
- 得意なセクションを伸ばすことに重点を置き、ポジティブにご自身の得意分野を伸ばすことを優先に勉強しましょう。
- 必ず一日に30分間は英語を聞く、英語に集中する時間をつくって本番の長丁場に耐えられる体力をつけておきましょう。
- スコア700点超えるには1日に2~3時間の勉強時間が確保できるかが重要です。
継続は力なり、英語は1日にしてならずと覚えておきましょう。
TOEICスコア700レベルを目指す英語力・正答率・配点
スコア700レベルの英語力はどのくらい?
TOEICのスコア700点は英語レベルで言うと上中級(Upper-Intermediate)、英検では準1級から2級の間です。
一般的にビジネスで英語が問題なく使用できるレベルとみなされ事が多いです。
TOEIC初心者や独学で英語学習始めたばかりの人がまずは、700点を目指すと言われています。
スコア700レベルの正答率とは?
TOEICスコア700点の正答率は、問題の難易度が回によってことなりますが、700点を超えるには一般的に約78%~80%の正答率と言われています。
リスニング、リーディングをあわせて200問ありますから、40~44問は間違えても差し支えないことになります、
出題されるテストの難易度によっても多少前後しますのであくまでも目安と考えてください。
スコア700レベルを目指す!配点への対策
スコア換算表とあわせてTOEICL&Rテストの配点では以下の事が言えます。
- 素点と換算範囲を比較するとリスニングの方がリーディングより配点が高い。
- リスニングではPart3、Part4、リーディングはPart7が特に配点が高い。
TOEICスコア700レベルを目指すための勉強方法・まとめ
いかがだったでしょうか?
TOEICスコア700点の壁は厚いように感じますが、基礎と問題数をこなし適切な勉強法を行えば怖くないことがおわかりいただけたかと思います。
ぜひ、今回ご紹介した内容が皆さんのTOEICスコア700点を超えるレベル向上につながることを期待しています!