コロナウイルス感染が拡大して以降、英検の二次試験面接でマスク着用をしなければならない状況が続いていますね。
また、受験者のみならず、面接官もマスクやフェイスシールドを使用することが考えられます。
- 「自分の声は面接官に届くのか」
- 「面接官の言葉が聞き取れない場合はどうする?」
- 「面接官に上手く伝わらず減点になったらどうしよう」
など、マスクをしているというだけで、心配です。。
面接で「上手く話せない・聞き取れない」「緊張して上手く話せない」
ということが無いように、事前対策と面接当日注意することをまとめたので紹介しますね。
マスク着用の英検面接の事前対策
マスクをしていると、相手の声や自分の声が届かなくて、
「自分の話が相手になかなか伝わらない」
「相手の声がやたら聞き取れない」と思ったことってありませんか。
その理由は、実は声が小さいだけでなく、声がマスクの中にこもるため、周りの人も聞き取りにくいということが良くあるそうです。
事前にできる対策をまとめましたので紹介します。
マスクを着けて英語で話す練習をしよう
やっぱり一番大事なことは「マスクを着けて英語で話すことに慣れる」だと思います。
「自分の声の大きさ」「相手の声の大きさ」以前に、まずは「マスクを着けて英語で話すことに慣れる」ということがとても重要です。
マスクを着けて英語で話すことに慣れていれば、面接の時も
- 「面接官の声が聞き取れないのではないか」
- 「自分の声が面接官に届いてないのではないか」
という不安もなく、いつも通り実力を発揮できます。
意外と、「実力はあるのに不安や緊張で話せない・聞き取れない」という場合も多いので、普段の面接の練習からマスクを着て行うということもとても大事ですね。
練習相手をしてくれる友人や先生がいる場合は、自分だけでなく面接官役の人にもマスクをしてもらって練習しましょう。^^
マスクを着けた面接の実践練習方法
英検二次試験面接の練習方法はもちろん、
- 過去問や問題集を繰り返し実践して問題の傾向や面接の流れを把握する
- 友人や先生に面接官役をしてもらい、実際と同じ流れで面接練習をしてもらう。
やることはマスクをしていない場合と同じかもしれませんが、マスクを着けて実践すると、
- 相手の声がごもって聞こえる
- 自分の発音が相手に伝わりにくい
など、色々と気付くことが多いと思うので、絶対に事前にマスクを着けて練習することをおすすめします。
英検の過去問とバーチャル面接を有効活用
英検面接の練習といえば過去問ですが、最近では、「バーチャル面接」も併せて活用することをお勧めします。
英語検定協会が提供しているバーチャル面接は、こちらから見ることができます。
バーチャル面接では、各級の過去問や予想される問題などを使用している場合など様々ですが、大事なのは、英検面接の流れを掴むことです。
You tubeなどの動画サイトで「英検 バーチャル 面接」と入力すれば、英検バーチャル面接の動画が沢山あるので、是非参考にしてくださいね。^^
マスクをして英語を聞く・話すときの注意点やコツは?
ここでは、マスクをした時の、上手な話し方をもっと具体的に見ていきましょう。
アクセントを意識してはっきり発音する
日本人の場合、マスクをしなくとも、「が小さい」「アクセントの強弱が無い」などと言われます。
とくにB・K・D・P・T・Vで始まる単語の発音はマスクの中でごもると相手が聞き取り辛く、「発音が悪い」と評価されたり、誤って伝わる可能性が高いので注意が必要です。。
例)Brother/Key/Deep/Peter/Table/Villageなど
ただ全体的に大きな声で話すのではなく、これらのアルファベットが先頭に来る際は、意識して強く発音するようにしましょう。
ゆっくり丁寧に話す
これは、マスクをしている時に限ったことではないですが、簡単なフレーズだからと言って早口に話すと、マスクの中で声がこもり易く、相手が聞き取り辛いことがあります。
ポイント①で述べたように、アクセントやB・K・D・P・T・Vの発音に注意しながら、ゆっくり丁寧に話すことを心がけましょう。
試験官が聞き取れない場合、減点になる場合があるので、注意が必要です。
マスクをして聞く時の注意点と対策
では、マスクをした面接官の話を聞く際はどうでしょうか。
基本的には面接官もマスクやフェイスシールドをしている際は、注意して丁寧に話してくれます。
しかし、話している際、面接官の口元が見えにくいために、級や内容のレベルが上がるほど「聞き取りにくさ」を感じるかもしれません。
また、面接官の声の違いによっても、聞きづらさを感じる可能性があります。
対策1:練習の際、面接官役を複数の人にやってもらう
練習の際、面接官役は毎回同じ人ではなく、複数の人にやってもらいましょう。
声や話し方は人それぞれ違うので、色んな声や話し方に慣れることができ、おすすめです。
対策2:英語で聞き返す練習をしておく
面接のレベルが何級であっても、面接官の指示や質問が聞き取れない場合は、落ち着いて聞き返せるようにしましょう。
- I beg your pardon? (何とおっしゃいましたか?)
- Sorry, could you say that again?(すみませんが、もう一度言っていただけますか)
- I couldn’t catch what you said.(聞き取れませんでした)
- Could you speak a little more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか)
- Could you repeat that again?(もう一度お願いします)
練習の時から、これらの聞き返しの英語がとっさに出ると良いですね^^
英検面接当日の疑問や注意すること!
英検面接当日マスクを忘れたらどうなる?
英検に限らず、様々なジャンルの面接で、今マスク着用が推奨されている場合や、義務付けられている場合が多いですね。
マスク着用が必須の場合はもちろん、マスクを着用しなければ面接を受けられないかもしれません。
また、必須ではなかったとしても、面接官や周りの受験者・会場スタッフへの気遣いが必要になります。
「推奨」か「必須」どちらかに関わらず、マスクの着用は必須と考えて準備しておくと良いですね。
いつも通り落ち着いて面接に臨めるようにしましょう^^
英検の面接官もマスクを着用するの?
ウイルイス感染が問題になって以降、英検の面接官がマスクを着用して面接対応を行ったこともあるようですが、今後はフェイスシールドで対応を行うという話もあります。
いずれにしても、マスクやフェイスシールドで声がごもったり、小さくて相手に届かないという状況が予想されますので、面接官の説明や指示が聞き取れない場合などは、英語で聞き返す心構えが必要ですね。
英検面接当日にマスクは配布してくれるの?
英検面接試験時会場では、受験者へのマスクは準備されていません。
当然なことですが、自分の体調は自分で管理しないといけませんね。
実際の試験時間は15分ほどかもしれませんが、会場にはあなたと面接官以外にも、多くの二次試験面接を受ける人やスタッフもいます。
面接を待っている間、会場の中でずっと出番を待っていることを考えると、やはりきちんとマスク準備して行った方がよさそうですね。^^
健康第一で、且つ面接に集中できるようにしましょう。