英検準2級二次面接の流れと評価基準!合格するコツや裏技はある?

英検準2級二次面接の流れや対策は? 準2級

英検準2級 面接対策はスムーズにできていますか?

一次試験に合格したのは良いけど、「二次試験の面接ってどうやって対策をしたら良いかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

英検準2級二次面接に合格するコツは、

まずは

「英検準2級面接の流れ」

「英検準2級面接の評価基準」

を知ることが大事です。

音読のし方や質問への答え方のコツがつかめれば、あとは

「過去問や予想問題を繰り返し練習する」

これだけで、比較的簡単に合格できます

英検準2級合格までもう少し!

絶対に合格できる「英検準2級二次試験面接」の対策裏技も紹介していきます。

皆さんの英検準2級合格に繋がれば幸いです。

英検準2級面接の流れを把握しておこう

英検準2級二次試験対策!面接の流れや裏技公開!

二次試験面接の対策に取り掛かる前にまずは、英検準2級面接の流れを把握しておきましょう。

英検準2級面接の流れ

二次試験の面接は主に6つの項目に分かれています。面接の流れの中で重要なのは3.4.5番目になります。

  1. 入室から着席まで
  2. 簡単な挨拶と自己紹介
  3. 問題カードを黙読する
  4. 問題カード音読する
  5. 5つの質問に答える
  6. カードを返却して退室する

それでは一つ一つ見ていきましょう

1. 入室から簡単な挨拶

係員の指示に従って、面接室に入ります。面接官に面接カードを渡してから着席しましょう。

会話例

受験者:Hello.

面接官:Hello, May I have your card, please?

受験者:Here you are. ※ここで面接カードを手渡しながら

面接官:Please have a seat.

受験者:Thank you.

2. 簡単な自己紹介

面接官と名前と受験する級の確認をします。

会話例

面接官:May I have your name, please?

受験者:My name is “Eigo taro”

面接官:This is the grade pre-2nd test. OK?

受験者:OK. Thank you.

3. 問題カードを黙読する

英文とイラストが描かれた問題カードを渡されます。その後、約50~60単語の英文を20秒で黙読するよう指示があります。

英文とイラストが描かれた問題カード↓↓

英検準2級二次面接対策・コツ・裏技

出典元:日本英語検定協会

面接会話例

面接官:Now, let’s begin the test. Here’s your card.

受験者:Thank you.

面接官:First, please read the passage silently for 20 seconds.

受験者:OK. (→黙読をする)

4. 問題カードを音読する

面接官から問題カードの内容を音読するように指示があるので、英語のタイトルから音読を開始します。

音読は時間制限が無いので、ゆっくり丁寧に読むのがコツです。

面接会話例

面接官:Now, Please read the passage aloud.

受験者:OK.(タイトルから落ち着いて音読を開始します。)

5. 5つの質問に答える

面接官からの5つの質問に答えます。ここが一番重要なパートになります。

  • 質問カードの英文とイラストについて2問
  • 受験者自身について2問

この5つの質問が頑張りどころになります。

上の問題カードのイラストを見ながら下のような質問に答えていきます。

  1. 質問を聞いて、パッセージから答えを見つける
    According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
  2. 問題カードのイラストAを見て人物の描写を伝える
    Please look at the picture and describe the situation. Please tell me as much as you can about what they are doing.
    ポイント:「be動詞+~ing」の表現を使って、「○○が◯◯をしている」のように説明できる。
  3. 問題カードのイラストBを見て状況を説明する。
    Now, Look at the girl in picture B. Please discribe the situation.
    ポイント:「because」などを使って、理由や因果関係などを伝えることができる。
  4. 社会問題などについて、客観的な意見を求められる
    Do you think drinks in plastic bottle will be more popular in the future?
    Yes → Why?  /  Why not?
  5. より日常生活に関係の深い内容について問われ、答えの理由も問われる
    Today, many people buy secondhand goods such as used books and used clothing. Do you think more people will buy secondhand goods in the future?
    Why? / Why not?「Yes/No」

 

6. 問題カードを返却して退室する

最後は問題カードを面接官に返却して、一言挨拶をしてから退室します。

物を渡すときの“Here you are”や挨拶の“Good morning/bye””Thank you”などもアティチュード(評価)につながるのでります。退室するまで笑顔で言えるようにしましょう。

面接会話例

面接官:Well, that’s all, Could I have the card back, please?

受験者:Here you are.

面接官:Thank you. You may leave now.

受験者:Thank you. Good-bye.

面接官:Good-bye.

英検二次面接の配点や評価基準

英検準2級二次試験対策!面接の流れや裏技公開!

英検準2級面接の流れがわかったところで、次は配点審査員の評価基準について解説します。

何が評価されているかわかれば、練習や対策にも役立てられるので、必ず一度は目を通しておきましょう。

英検準2級二次面接の配点と合格点

5つの質問に一つ一つしっかり対応できれば特に気にすることは無いのですが、やっぱり配点は気になりますよね。

面接中に、音読の間違いが気になって、面接官の次の質問が聞き取れないということもよくあるようです。

ちょっと言い間違えても落ち着いて気持ちを切り替えられるよう、各項目の配点/目標点を把握しておきましょう。

  • カードの音読:5点/3点
  • 質問No.1: 5点/3点
  • 質問No.2: 5点/4点
  • 質問No.3: 5点/3点
  • 質問No.4: 5点/3点
  • 質問No.5: 5点/2点
  • アティチュード(態度): 3点/2点

全合計33点/20点

各評価項目の目標点は60%となっているようです。

アティチュード(態度)は英語や問題に関する知識が無くても取れるボーナスポイントなので、しっかり3点取れるようにしましょう。

英検準2級二次面接の評価基準とコツ

次に二次面接の評価基準は公開はされていませんが、私がこれまで教えてきた経験から、評価基準と満点を取るコツ・裏技まで紹介します。

問題カード音読の評価基準とコツ

問題カード音読の評価基準

問題カード音読の評価基準は

「単語やフレーズの意味を理解しながら読めているか」

です。

「大きな声ではっきりと・正確な発音で・スラスラ読む」ことも大事ですが、ただの棒読みになっては意味がありません

意味も考えず、ただ読んでいると、「ちゃんと読めたのに減点された」ということになるかもしれません。

音読のコツ

音読のコツは「意味を理解して、楽しみながら読む」ことです。

詳細は下の通りです。

  • コンマ(,)やピリオド(.)で一呼吸置く
  • 複数の単語から成るフレーズはしっかり繋げて読む
  • 意味が通る文節で区切って読む
  • 強調する単語は強く発音する
  • 強調するフレーズはゆっくり丁寧に読む

しかし、

これらを頭で考えると余計に難しく感じる人も多いかもしれません。

「内容を楽しんで、気持ちを込めて読む」

これに集中して音読すれば、自然に、強弱をつけたり正しいところで間をとったりすることができます。

本当に「内容を楽しんで、気持ちを込めて読む」だけで良いの?

と思うかもしれませんが、

楽しもうとすると、自然に内容を理解しようとします。

話の内容を理解した上で、しっかり相手に理解してもらおうという気持ちがあれば、自然と大事な部分は強調しますし、間を取ることもできます。

当然、面接官にとっても聞き取りやすく評価が高くなります。

もちろん、普段の練習から上の5つを心がけて練習するようにしましょう。

英検面接でわからないときは聞き返しても良いの?

英検準2級面接の流れと対策

面接中などんなに集中していても、緊張やプレッシャーのあまり、面接官の質問や指示を聞き取れない場合もありますよね。

でも

「聞き返して減点されたらどうしよう」

と思ってしまうもの。

ここでは上手く聞き取れない場合の対処法を説明します。

 

英検面接での聞き返しても大丈夫?

英検の面接中面接官の言っていることが聞き取れない場合は、面接官に聞き返しても大丈夫です。

聞き返したら減点になると思って、あてずっぽで聞いたり間違ったことを言うと、却って大きな減点になってしまうかもしれません。

もちろん、何回も聞き直すと、「理解していない」「リスニング力が弱い」と判断され、減点の対象になってしまいますが、全体を通して1~2回ぐらいの聞き返しなら、大きな問題ではないでしょう。

英検面接で聞き取れないときの聞き返し方

英検面接中の「聞き返しは大丈夫」とは言っても、いざ聞き返したいときに、聞き返し方がわからないと、言葉が出てきません。

準2級を受験する人なら簡単かもしれませんが、緊張したり、プレッシャーの中で言葉が出てこないこともあるので、聞き取れない場合は、素直に直ぐ質問できるようにしておきましょう。

面接で聞き返すときに使えるフレーズ↓

  • I beg your pardon?
  • I’m Sorry.
  • Excuse me?
  • Could you say again?
  • Sorry, I couldn’t catch what you said.

本番でも言えるように、練習からわからない時は聞き返す習慣をつけておくことも大事ですね。

 

英検準2級二次面接対策でオススメの教材は?

英検二次面接の対策でオススメの教材は、旺文社から出版されている「10日でできる!英検準2級二次試験・面接完全予想問題」です。

 

CDはもちろんのこと、DVDも付いてるので、イラストやアニメーションよりずっとリアルで、本番に近い面接の流れが体験できます。

計10回分の豊富な予想問題10日間で攻略できるようになっているので、一次試験合格後から二次試験面接の短い期間にしっかり対策をすることができます。

実力はあっても、人と向き合って話すと、とても緊張するもの。。。

できる限り面接当日と同じ流れやで状況で対策を行うことが準2級合格へのカギになります。

なので、

面接の対策・練習をする場合は、友人や学校の先生、また教材のDVDや動画などを積極的に利用して、対策を行いましょう

英検準2級面接通過、そして合格はもうそこまで来ています。

最後まであきらめず、頑張っていきましょう!^^